第9回:教育者のあるべき姿   
さて、人間思い出したくもない事は沢山あるもので 私にも一つや二つそんな思い出があります。

話は小学校6年生の修学旅行にまで遡ります。


修学旅行って楽しいですよね! 普段は中々オーバーナイトで遊べなかった子供時代 唯一友達と

心行くまで夜更かし出切る小学校最代のイベント それが 
『修学旅行』


修学旅行は鳥羽だったんですが 当時月の小遣いが500円だった俺は

初めて持たされた5千円札を嬉しそうに握り締め ちょっと大人の気分と旅先の開放感に酔っておりました。

見るもの見るものが楽しく、まさに夢の様なひと時を過ごしました。 

しかし、
楽しい時には必ず終わりがくるものです。


夜、大広間で夕食になりました。 食事前に教師の話があるのですがこれが長い!

あー 早く終われや どうせ大した話でもねぇんだし。

そう思いながらふて腐れていると 突然腹に異変を感じました。





屁、屁がしたい・・・・・・・・・




昼間に嬉しがって買ったポテチが原因のようです。

三袋も買わなきゃ良かった・・・・・・・ウゥゥゥ



普段ならすかして誤魔化す所ですが、先生の話の間は広間がまさに水を打ったように シーンとしています。

隣の奴のつばを飲み込む音が聞こえる位静か。 


ここで 腹に大量に溜め込まれた気体を 誰にも気づかれずに処理するのは まさに




ミッションインポッシブル
です 





しかし人間というのは案外冷静になものでその時も俺は機会を狙っていました。

その機会とは?

そう、食べ始めの 『頂きます』 の瞬間です

この瞬間だけは部屋が200人以上の生徒の声、先生の声などが一体となり全ての騒音がかき消される瞬間。

そこまで耐えるしかない。



10分:ウウッゥゥゥゥゥ・・・・・・・・・

先生>皆さんの健康と生活はこのように色々な人の支えの上でなり・・・・・


20分:ヌグウッゥゥゥゥゥ イグウゥゥゥゥ 我慢だ! 我慢しろ!


先生>だから、これはこうなるのでありまして・・・




大量の汗をかきながらそれでも平静を装うべくテクニックの限りを尽くす俺。

この時俺に話かける奴がいたら確実に 
13歳にして前科一犯になっていただろう。




先生>さぁそれでは皆さん 働いてる皆さんに感謝しながら頂きましょう!
    
    はい! 手を合わせて!





きたあああああ! 待望の頂きますの瞬間。 焦ってはいけない・・・・・・

頂きますの発声が最高潮にくるときに事を済ませないとばれかねないからだ・・・

確実に・・・・・そして冷静に・・・・・失敗は許されない。



失敗すれば待っているのは 
地獄の小学校生活



先生>それでは みなさーん! い・・・




先生>た




先生>だ(アドレナリン分泌中の為スローに聞こえる)










今だ!!!!!

さぁ 放て! 天空に向かって!!!










先生>きま・・・・・・・ゴホッ 














ぷひぃぃぃ ぶぱっぶぱっ ぶばばばば!!!











咳き込む先生 50畳の部屋に響き渡る 俺の屁 凍りつく生徒達 時が止まった










        

        
のーーーーー!!!












くせーーーーーーーーー!!


一瞬遅れで逃げ惑う生徒たち。

待て!待ってくれ! 俺たちは
1時間前迄は親友だったじゃないか!!








あまりの自体に氷凍りついていた先生が収束にむけて努力する。


静かにしなさい!!




   
   おなら







をしたくらいなんなんですか!!


   

   おなら







位誰でもします!!!


孤月君は






   おなら






をしたかもしれませんがそれがどうかしたのですか!!









俺は一言言いたかった・・・・・・・・・

先生・・・・・・

フォローのつもりかもしれませんが

それって





事態の再確認してるだけです!!!!!








勿論次の日から俺は
 ヒーローになってましたよ 悪い意味で(号泣)




幸せって本当一瞬なんですね アハハハ